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婚外子の相続差別は違憲 最高裁

出ましたね。最高裁判決。

一応、この問題をざっくり説明すると、

結婚していない男女の間に生まれた子の相続分が、結婚している男女の間に生まれた子の相続分の半分て言うのはどうなの?という問題に対し、最高裁が「違憲」と判断した。

という問題です。

ざっくりすぎる気もしますが、詳しく知りたい方はニュースとかサイト探せばいくらでも詳しく書いてあるのでそちらでお願いします。すいません。

この問題ですが、私の立場はというと…ケースバイケース。ってかんじかなぁ。。

何とも卑怯な回答ではありますが、そもそもこの問題っていろんなパターンがあると思うんですよね。

たいていの人は婚外子って聞くと、不倫相手や愛人の子みたいなイメージがあるかもしれないけど、そうじゃない場合も結構ある。

たとえば、昔1度結婚しててその時に子供ができたがその後離婚。再び違う相手との間に子ができたが、籍は入れずに死ぬまで一緒に生活を送る(いわゆる事実婚)。

この場合、事実婚の二人の間の子は、結婚していた時の子の半分しか相続分はない。

他にも、婚外子とはいえ、親と一緒に暮らしたり、老後の面倒を見ていた場合もあると思う。逆に嫡出子って言っても、何十年も疎遠になってる場合とかもあると思う。

そういうものをすべて一色単にしていいのかなぁ??

生活形態、家族形態が多様化している今の日本で、結婚してるかしてないかだけで相続分を法律で決めているのが、そもそもの間違いだ!

と言いたいところだけど、法律でこういう場合はこうで、こういう場合はこう。なんて事細かく決めれるわけもないわけで…。

で、ここでやっと今回の本題です。

こういった問題においても、100%とは言えなくても、ある程度解決できるのが”遺言”です。

しょっちゅう書いている気がしますが、遺言は、自分が死んだときに自分の意思で自分の財産をどうするかを決めておくことができる唯一の方法です。

今回のような場合も、遺言があればこんな大事にならなかったかもしれません。

たとえば、財産の半分は妻に、六分の二は嫡出子に、六分の一は婚外子に相続させる。という遺言があったのであれば、婚外子は遺留分が侵害されていない以上、文句は言えません。

逆に、父親が婚外子にも嫡出子と同じ相続分をあげたい又は、婚外子の方に多くあげたいというのであれば、そう遺言に遺していればよかったわけです。

自分たちの生活や家族形態を一番知っているのは間違いなく”自分”なんだから、それを踏まえて、法律なんかに頼らずに、自分の意思を遺すこと、争いの種を遺さないことは、親の義務だと思うわけです。

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